核力

原子力の基礎に関すること

原子力用語『パイ中間子』とは?

パイ中間子はその名の通り、原子核内で陽子や中性子を結んでいる力、つまり強い相互作用を伝える粒子です。この粒子は非常に短寿命で、それ自体が原子核を構成するわけではありません。しかし、パイ中間子は陽子や中性子の運動を制御し、それらを原子核内に閉じ込めています。
原子力の基礎に関すること

核融合反応とは?仕組みと課題を解説

核融合反応の基本原理とは、原子核同士が合体して新しい原子核を形成し、膨大なエネルギーを放出する反応のことです。この過程では、軽い原子核(例えば、水素やヘリウム)が重たい原子核(例えば、ヘリウムや炭素)に変換されます。このエネルギーは、太陽などの星のエネルギー源として利用されており、地球上でも将来のエネルギー源として期待されています。
原子力の基礎に関すること

原子力用語の「π中間子」とは?

π中間子は、陽子と中性子の間の強い相互作用を媒介する基本粒子です。この役割は、π中間子の質量が小さいため、強い相互作用の範囲が短距離に限られることに関連しています。π中間子の発見は、1947年に英国の物理学者セシル・パウエルによって行われました。パウエルは、標高の高い山で宇宙線の衝突体を観測し、それらの荷電状態と運動量を測定しました。すると、それまで知られていなかった中間的な質量の粒子を検出し、これをπ中間子と名付けました。