戦略兵器削減条約:STARTとは?

戦略兵器削減条約:STARTとは?

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戦略兵器削減条約について教えてください。

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はい、戦略兵器削減条約(START)は、冷戦中に米国とソ連の間で結ばれた軍備削減条約です。1982年から交渉が始まり、1991年に第一次戦略兵器削減条約(STARTI)が調印されました。

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STARTIの内容は何ですか?

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STARTIでは、戦略核弾頭の上限を制限し、初めて戦略核兵器の削減が約束されました。しかし、その後STARTIIの批准が遅れたり、米国が弾道弾迎撃ミサイル制限条約を廃棄したりして、STARTIIは凍結されました。

戦略兵器削減条約とは。

「戦略兵器削減条約(START)」は、主に戦略核兵器の削減を目的とした軍備管理協定です。略称は「START」です。

1982年に米国とソ連の間で交渉が始まり、1991年7月に「第一次戦略兵器削減条約(START I)」が調印されました。この条約では、戦略核弾頭の上限が制限され、戦略核兵器の削減を初めて約束しました。

「第二次戦略兵器削減条約(START II)」は1993年1月に調印されました。START Iの内容を発展させ、2003年までに戦略兵器の弾頭数を3分の1に削減することを目指していました。米国は1996年に批准しましたが、ロシアが批准しなかったため、削減期限を2007年に延長する議定書が締結されました。しかし、ロシアがこの議定書を批准したにもかかわらず、米国が批准しなかったことや、米国が2001年に弾道弾迎撃ミサイル制限条約を破棄したことを理由に、ロシアはSTART IIの実行を停止しました。

1999年には「第三次戦略兵器削減条約(START III)」の協議が始まりましたが、交渉は進展しませんでした。この状況の中、両国は2002年に「戦略攻撃能力削減に関する条約(モスクワ条約)」を締結し、戦略的な安定を担保する新しい枠組みを構築することを目指しました。

STARTの目的と概要

STARTの目的と概要

戦略兵器削減条約(START)の目的は、核兵器やその他の大量破壊兵器を削減し、国家間の核戦争勃発のリスクを低減することでした。この条約は、米国と旧ソ連の間で1991年に署名され、1994年に発効しました。

STARTは、両国が配備できる核弾頭の数、それらを運ぶ手段(ICBM、SLBM、爆撃機)、核兵器生産施設を制限しました。条約の主な目標の一つは、敵国が大量破壊兵器攻撃を計画した場合に十分な警告時間が確保されるよう、戦略核兵器の相互検証できるようにすることでした。これにより、双方にとって信頼と安定が確保されました。

START I と START II

START I と START II

START I と START II

戦略兵器削減条約(START)は当初、二つの段階を経て実施されました。-START I-は1991年に署名され、戦略核弾頭数と巡航ミサイルの数を制限しました。これは、米ソ間の冷戦終結後に署名された画期的な協定でした。

1993年に署名された-START II-は、さらに踏み込んだ削減を義務付けました。大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機を削減し、弾頭数はそれぞれ3500発までに制限しました。また、弾道ミサイル複数弾頭(MIRV)の数を制限しました。START IIは2002年に失効しましたが、START Iの条項は延長され、現在でも有効です。

START II の批准と協議

START II の批准と協議

START IIは、1993年に署名され、戦略核兵器の削減を目的とし、アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦の間で締結された条約です。条約では、戦略核弾頭数が2,200基未満に制限されました。

批准と協議の面では、アメリカ合衆国上院は1996年にSTART IIを批准しましたが、ロシア連邦議会下院は1997年に4票差で批准を否決しました。2000年に議会下院は再度批准を投票しましたが、再び3票差で否決されました。それにもかかわらず、アメリカ合衆国とロシア連邦は協議を続け、2010年にSTART III(新START)を締結し、2011年に発効しました。これにより、START IIの議定書が実質的に無効となりました。

START III の不成立

START III の不成立

START IIIの不成立

戦略兵器削減条約(START)の制限期限が2021年に迫る中、米国とロシアは新たな枠組みを交渉してきましたが、合意に至っていません。ロシアはSTART IIIの延長を提案しましたが、米国は更新の見直しを主張しています。両国は、弾道ミサイル発射機の数や核弾頭の配備数など、重要な問題について合意できていないのです。STARTの期限切れは、核兵器の制限が失われる恐れがあり、世界的な安定を損なう可能性があります。

モスクワ条約の締結

モスクワ条約の締結

モスクワ条約の締結

1972年、米国とソ連は、戦略兵器制限条約(SALT I)の署名に先立ち、弾道弾迎撃ミサイルの制限を定めた条約を締結しました。この条約は、モスクワ条約として知られ、両国がABM(弾道弾迎撃ミサイル)システムを特定の数に制限することを義務付けていました。モスクワ条約は、核攻撃から領土を守るための防衛手段を削減し、核抑止力の安定化に寄与しました。